このようなタイトルにすると批判の声を頂くかもしれませんが、一個人の意見として聞いていただければなと思います。
鬼滅の刃が面白くないと言っているわけではないんです。 実際僕もこの作品の続きをいち早く読みたいが為に、ジャンプの電子版を定期購読し始める程毎週楽しみにしています。
ただ、最近の単行本発行部数の異常な伸び、メディアなどでの取り上げられ方を見ていると
「確かに面白いんだけど、社会現象になる程か?」
と思ったりもします。
連載開始当時
実は連載開始当時、第一話を本誌で読んでいました。正直その時感じたのは
「この漫画は早々に終わりそう。」
だったんですね。
剣士ものの漫画って王道になりがちですし、当時のジャンプにはBLEACHも居ましたから…
実際鬼滅の刃は王道中の王道。「家族を殺され、鬼になった妹を人間に戻す旅」という分かりやすいストーリーに主人公はthe ジャンプ主人公と言わんばかりの好青年。
失礼ですが絵のクオリティもそこまで高くないと感じ、これは相当捻らないと今のジャンプでは生き残れないんじゃないかなぁとカナーリ上から目線で見ていました。
アニメ化の影響
ここまで伸びた一番の要因はやはり「アニメ化」でしょう。
制作はufotable、キャストも豪華声優陣を迎え非常にクオリティの高い映像となっています。
2クールあったのも大きいと思われます。あのクオリティのアニメが26話も放送され、長い期間に渡って話題に上がり続けました。
鬼滅の刃が人気の理由の一つとして、登場するキャラクター達がとても個性的な点にあると思います。同期組や柱連中などなど。敵の鬼もね。(特に同期の五感設定は好き)
まぁどの作品にも言えることですが鬼滅に関してはこれが一番に挙がるんじゃないかなぁと。
アニメ化でより一層魅力に磨きがかかりましたね。
再び漫画を読んでみて…
アニメを最後まで見た僕は続きが気になって仕方なかったので原作を全巻買うことを決意したのですが、既に本屋では鬼滅の刃が売り切れ状態だったんですよね。なので電子版を買ってアニメ26話の続きから一気に読み進めました。
ストーリーのテンポや、鬼含めた登場人物達それぞれの物語も良い。
確かに全体的に面白いんだけど、やはり斬新さがないという連載開始時に感じた印象と変わりはありませんでした。
特に戦闘シーン、技も次々に繰り出されますが型ごとの動きの違いがイマイチ分からない場面が多々あり淡々と進んでいる感じがしました。
やはりアニメが凄過ぎて過度の期待を寄せてしまっていたようです。
しかも物語も終盤、アニメ化の影響で人気絶頂にもかかわらず原作は終了してしまいそうなんですよね。(無惨戦ちょっとグダってる気がする)
まぁでも原作が終了しようがしまいが今年は無限列車編の映画も公開されますし、しばらくは鬼滅ブームも続きそうですね。映画公開のタイミングでseason2の発表があったりしたら嬉しいです。
ではまた。