こんばんは。えねむです。
今回はPSVita専用ソフト「東京喰種JAIL」で登場したリオ(主人公) と東京喰種:reから登場した死堪の共通点、原作に隠された伏線や小ネタを紹介していこうと思います。
YouTubeに解説動画も投稿しましたので、よければご覧になってください。
声優

プレイステーションVita専用ソフトとして発売された東京喰種JAIL。その主人公であるリオの声を演じたのは小野賢章さんでした。
そして東京喰種:reで登場した死堪、テレビアニメでは同じく小野賢章さんが担当しています。
旧田二福が名前を呼ぶ
東京喰種:re134話、ウリエと黒岩の旧多ニムラ査問シーンでフルタが普通に「リオ」と名前を呼んでいます。
ここで確信に変わった人も多いのではないでしょうか。
ちなみにTVアニメでは名前を呼ぶシーンはありませんでした。
服

作中でリオは縞模様を好んでおり、着ている服も縞模様を基調としたデザインです。
そして死堪もまた縞模様の服を着用しています。
痣

東京喰種JAILではJAILと呼ばれる凶悪な喰種をリオが探す物語です。
JAILの意味は檻であり、カグネを発現させた際に目元に現れるアザが格子状で檻のように見えることからその喰種はJAILと呼ばれていました。
そしてJAILの正体はリオでした。リオの目元には檻のような痣が発現します。
そして死堪にも、同じ格子状の檻のような痣が現れます。
最終話

東京喰種:re最終話でカクジャ化した死堪え描かれていますが、手書きでニイサンと叫んでいる吹き出しがあります。
かなり読みにくくなっていますが、よくみてみると平仮名4文字でしっかり書かれています。
赫子

リオは作中で鱗赫、羽赫、尾赫、甲赫の4種類全てのカグネを使用することができます。
そして死堪もまた、複数のカグネを使いこなすことができます。
シナリオブック
ここからはシナリオブックに隠された要素について紹介していきましょう。

東京喰種JAILの全てが詰まったシナリオブック、このカバーを外して後ろを見てみると、、、

なんと死堪が描かれているんです。みなさん気付いていましたか?
そしてこの本のラスト、石田スイ先生の後書きよりさらに後ろの本当に最後の最後に、ゲームでは描かれていないエピソードが収録されています。もちろん原作にもありません。
ゲーム「東京喰種JAIL」ではリオは死堪になりません。コクリア脱獄時に四方に助けられあんていくへと運ばれます。
しかし、シナリオブックの最後には四方ではなくエトと思われる人物に助けられる様子が描かれています。そしてそのままアオギリへ加入、その後エトに洗脳及び改造され死堪になった。これが原作ルートだと思われます。
まとめますと、四方に助けられて「あんていく」加入がPSvita専用ゲーム「東京喰種JAIL」ルートエトに助けられて「アオギリの樹」加入が原作ルートとなります。
しかし原作とシナリオブックのラストは矛盾点もあります。エトがリオを助けた場所とリオの状態が異なっていることです。
東京喰種:re13巻ではエトがタタラに「タタラさん。SSの独房で面白い子見つけたよ。頭はパーだけどカグネを4種類とも使えるの。」
と言っている描写があります。SSの独房という事はそこはまだコクリアの中ですね。
シナリオブックのラストでエトが助けたリオはコクリアを脱走後の逃走中のリオだったのです。
原作で助けた場所はSSの独房、シナリオブックではコクリアの外ということで、助け出した場所が違っています。
そして原作での救助時には既にリオは頭がイカれていますが、シナリオブックではまだ正常な精神状態です。
ですのでシナリオブックラストの描写は、東京喰種JAILの原作死堪ルートと言うところでしょうか。
ということで、今回はリオと死堪の関係性、そして原作に散りばめられた小ネタについて紹介してみました。
金木の代わりに死ぬための物語「東京喰種JAIL」 その主人公リオが、原作・東京喰種:reの最後で最強のボスキャラとして登場するというなんとも熱い展開となっています。
番外編や続編が出るのであれば、僕が一番見たいのは死堪の最後なのかもしれません。
ではまた。
気になる方は是非どうぞ↓